寺本愛 個展「Devotion」
会期:7月7日(金) – 8月26日(土) 日曜休み
時間:13:00〜19:00
会場: FARO青山
http://faroaoyama.com/
東京都港区南青山2-15-5
7月7日(金) オープニングパーティー 19:30〜
7月18日(火) – 7月20日(木) 公開制作
8月19日(土) スナック愛 × sake to books “愛と SAKE TO BOOKS”
http://faroaoyama.com/event/1405
大学で美術と服飾を学んだ寺本は、衣服の機能性と文化的表象としての装飾性を接続させることで「タイムレスな服飾」を創り上げ、それを纏う人物を描いたドローイング作品を発表してきました。
服飾自体への興味から始まった制作活動ですが、近年関心は衣服を纏う人間とその生活自体へと移り、均一化していく社会の中で、今なお続く特有の地域・服飾文化を生きる人々をテーマに選び、実際の事象にフィクションを挟むことで、隠れた普遍性の表出を試みています。
展覧会タイトルである“devotion”は、献身・傾倒・信心などを意味し、キリスト教では日々聖書を読み、祈り、黙想する習慣を意味する語として用いられます。
改めて「死」や「救済」と向かい合った寺本は、前回の個展“Pilgrims”のテーマである「祈り」「信仰」の姿を引き継ぎながら、キリスト教が日本に伝来した16世紀頃の日本人信徒や、その後の禁教下で特殊な変化を遂げたカクレキリシタンが持つ、キリスト教文化圏と非キリスト教文化圏の融合と同化が作り出した異国感と独自の存在感にインスピレーションを受けて制作された新作を展示します。
また、会期中のイベントとして、寺本による公開制作(7月18日-7月20日)に加えて、寺本自らがママとなってみなさまをおもてなしする”スナック愛”と、book pick orchestraの川上洋平氏が本との出会いの場をつくるイベント”sake to books”のコラボレーションイベント”愛とSAKE TO BOOKS”(8月19日)を開催します。
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2017.06.30
寺本愛 個展「Pilgrims」
寺本 愛 個展「Pilgrims」会期:2016年10月1日(土)~10月23日(日) 月・火定休
ただし、10月10日(祝・月)は開廊
時間:12:00~19:00
会場:Fm(エフマイナー)
東京都渋谷区恵比寿西1-33-3 光雲閣110号室
http://galleryfm.com/
★オープニングパーティ 2016年10月1日(土) 18:00~20:00
寺本 は2012年に武蔵野美術大学を卒業後、翌年に「1_
WALL」グランプリを受賞、2014年に「ザ・チョイス」
年度賞大賞を受賞しました。
イラストレーターとして活躍をする一方で、個展「
PERMANENT CULTURES」(ガーディアン・ガーデン)、 ニュイ・ブランシュ KYOTO 2015: 「衣服と身体のあいだで/Between Clothing and Body」(ARTZONE)に参加するなど、
アーティストとしても活動を続けています。
寺本 は自ら創作したファッションに身を包んだ人物を描きます。 世界各地の民族衣装やスポーツウェアなどを思わせる衣服および装 飾具は、大学で服飾学を学んだ寺本 によって創作されたもので、 ディフォルメされ、 モノクロで描かれたモチーフはそのフォルムと質感を際立たせてい ます。最近は作家自身が実際に訪れた場所での体験を元に想像上で創り上 げる場所・場面に息づく人間の姿をテーマに作品を制作しており、 今回の個展では自身が今年四国に行き、 お遍路に触れた体験を元に、 祈りや願いを胸に秘めて巡礼する人々の姿を描いた新作を展示しま す。
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2016.09.29
QUOTATION No.23
世界のクリエイティブジャーナル誌「QUOTATION」にて、寺本愛のインタビューが掲載されています。
作品づくりにおいての考え方やルーツなどに深く迫った内容になっています。
表紙にもアートワークが起用されております。ぜひご覧ください。
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2016.03.09
個展「TOOL」
寺本愛の個展「TOOL」東京での展示が
12/10からNidi galleryにてはじまります。
http://nidigallery.com/schedule/22624
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この度、2015年の締めくくりの展示として寺本愛の個展「TOOL」を開催いたします。
「Timeless Fashion」をテーマに制作する寺本愛。モノクロでシャープな描写が特徴の寺本の作品には、
過去未来の時間軸までも超越する独特な世界が広がり、多くの支持を集めています。
本展では、長年継承されてきたさまざまな“道具”に普遍的要素を見出し描いた最新作約15点を展示いたします。
また、道具の作品に併せて、“現代の浮世絵”として知られる彦坂木版工房との共同作品も発表いたします。
伝統技法を用いた版画で寺本愛のモノクロの世界に色を添える初の試みにもどうぞご期待ください。
会期中、作品世界を体感いただく一環として、年賀状作りの一日限定ワークショップも開催いたします。
こちらも、足をお運びくださったみなさまにお楽しみいただけたらと思っております。
ぜひ、お気軽にご参加ください。
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会期:2015年12月10日(火) ~ 26日(土) 月曜定休
時間:12時~20時
会場:Nidi gallery 東京都渋谷区桜丘町9番17号 TOC第3ビル408号室
http://nidigallery.com/
★彦坂木版工房+寺本愛によるワークショップ
日時:12月12日(土)13:00 – 17:00
講師:彦坂木版工房 木版画家・彦坂有紀、寺本愛
参加費:500円(税込)
*予約不要、入退場自由
寺本愛のオリジナル年賀状を木版画で作る、簡単な摺りワークショップを開催いたします。
年賀状作りの時期にぴったりなワークショップです。ぜひお気軽にご参加ください。
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2015.12.09
ニュイ・ブランシュ KYOTO 2015:「衣服と身体のあいだで/Between Clothing and Body」
今月3日から京都で開催中の、日仏の現代アートを無料で楽しめるイベント
「ニュイ・ブランシュ KYOTO」にて寺本愛が展示をしております。
関西での展示は初となりますので、ぜひこの機会にお越しください。
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詳細:
http://artzone.jp/?p=2131
会期:2015.10/3〜11
時間:13:00〜20:00 ※10/3のみ22:00まで、10/11は17:00まで
会場:ARTZONE
企画:京都市 & アンスティチュ・フランセ関西(旧 関西日仏学館) with ARTZONE
>>アウトライン OUTLINE
服はその支持体となる身体なくして成立しません。
逆もまた然りで、身体を衣服と切り離して考えることもできません。
それは、私たちが着衣の状態を基本とする社会的存在であること、
そして身体が衣服をはじめ様々なものとの関係性によって構築されていることに起因します。
本展では、3人の若手作家たち──造形作家の塩見友梨奈、イラストレーターの寺本愛、
映像作家・パフォーマーの深谷莉沙──の実践を通じて、衣服と身体の関係性を再考します。
TAGGED : CULTURE , FASHION
2015.10.07